年末から正月にかけて読んだ本を忘れないうちに記録。
- 「ケータイを持ったサル―「人間らしさ」の崩壊」
- 「モンスター」1〜18巻
- 「ハロー張りネズミ」1〜3、7・8・10巻
- 「名古屋学」
「ケータイを持ったサル―「人間らしさ」の崩壊」は京都大学でサルを研究している学者が書いたものだが、「日本人は退化している」という仮説を検証していく話。「公的空間と私的空間が区別できない若者」の話は非常に納得できた。
電車の中で大声でケータイで話す、ドアの前に座り込む、エレベーターでも大声で仲間と会話する、など、最近目にする光景は、なるほど、彼らにとって公的な空間も自分の部屋と同じ感覚で捉えているんだ、ということのようだ。
成人式でも相変わらず騒ぎを起こす新成人の話が今年も問題になっているが、自分も「サル化」しないように気をつけないと。