赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

幻夜

二日連続で本について。東野圭吾の「幻夜」を読んだ。「白夜行」に続く第二弾。
阪神大震災後の男女二人の話。「白夜行」との関連は全くないのだが、設定は前作と全く同じ。冷酷な悪女(美人)とそれに翻弄される男、そして女を執拗に追いつづける刑事の話。
この設定は作者の趣味のようである。
かなり分厚い本だったが、一気に読破。構成の面白さは「白夜行」そのまま。
最後は女だけがちゃっかり生き残り、「悪」は滅びないところも前作と同様なところが、作者の美学なのだろうか。



幻夜


幻夜