赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

マネーボール

最近読んだ本。主人公はオークランド・アスレチックスGMビリー・ビーン
貧乏球団なのに、なぜ毎年ディビジョンシリーズに進出できる常勝チームなのか、その舞台裏が語られている。
驚いたのは、高額年棒の選手を取らなくても勝てるチームを作れるということである。
MLB全チームの中でも、アスレチックスは年棒総額で下から2番目なのだそうだ。
選手獲得の際の目の付け所がすごい。バッター選びの基準は、打率でもホームラン数でも打点でもなく、「出塁率」なのである。
アウトにならないことが、勝つための最大のポイントということである。
目から鱗が落ちた。選手のエピソードのパートは、ヒューマンドラマっぽい演出でうるうるしたが、この本はマネジメントをテーマにしたビジネス書として読んでも、非常に参考になる。
他チームの四番バッターコレクションが好きなどこかの新聞社のオーナーにこそ、是非読んで欲しい本だ。



マネー・ボール...


マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男