なぜだかわからないが、急にガンダムが見たくなり、ツタヤで
映画三部作のDVDを借りて一気に観た。
改めて観てみると、大人が十分に楽しめる高いクオリティ。
これを20年以上も前に作っていたのだから、ジャパニメーションは凄い。
今回新たに発見したことは、会社・組織という視点から見ても、
ガンダムは奥深いということである。
仕事は出来るが社会性のない問題児アムロ、中間管理職の立場で
苦労しているが人望がイマイチないブライト、出来るビジネスマン
だが、優秀すぎて部下がついていけず一匹狼としてしか生きられない
シャアとか。
しかも、ホワイトベースやガンダムは、一見派手なように見えるが、
地球連邦軍の幹部から見れば、扱いづらい歯車のひとつに過ぎない
こととか…
昔はジオンのモビルスーツにばかり夢中になっていたのになあ。
子供の頃とは違う視点で楽しめるという点は、夏目漱石の小説と
一緒かも。ただし、レンタルしたDVD版はわざわざ音声を
取り直しているようだが、なぜオリジナルのままで発売しなかったの
だろう?アマゾンのレビューではものすごく不評のようだ。
自分はあまり違和感を感じなかったのだが…
今年は25周年ということで、週刊ガンダム・ファクトファイルが刊行
されているみたいで、定期購読しようかどうか、思案中である。