赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

湯ヶ島・西平温泉 河鹿の湯

休暇の後半、汽車旅の次はふらっと長距離ドライブ一人旅かなと、急に思い立って関東近郊の温泉ガイドを眺める。山梨にしようか、群馬にしようか。ラジウムで有名な増富温泉も捨てがたい。明日から関東地方は大雪!という予報を聞いたので急遽方針変更。伊豆ならたぶん暖かいから大丈夫だろう。じゃあ目的地は西伊豆


まず向かったのは湯ヶ島。途中沼津港で昼食。魚河岸丸天で店の名物?らしい「うにぶつ丼」と「生しらす」をいただく。まぐろがボリュームたっぷり。鮮度がよくてしかも安い。普段のランチじゃこうはいかんなあ。道端では干物がいっぱい。旨そう。




修善寺を越えて、天城湯ヶ島。前から行きたいと思っていた河鹿の湯へ。井上靖の名作「しろばんば」 の舞台となった共同湯である。5人も入ればいっぱいの小さな浴槽に無色透明の湯。かえるの湯口から勢いよく湯が流れ出ている。お客は皆地元の人と思しきエルダーの方々ばかり。いやいや、ザ・非日常だ。これぞ鄙び湯の王道、しかも¥250という安さがうれしい。窓を開けると狩野川



共同湯の隣は川端康成「伊豆の踊子」 を執筆していたという湯宿・湯元館。文学散歩状態なロケーションだ。温泉から出たらネコがいた。ネコと温泉というのもベストマッチング。