このところあまり本をちゃんと読んでなかったのだが、2冊ほど印象に残った本を忘れずに記録。
関東学院大学ラグビー部春口監督を取材した本。日本選手権2回戦の試合後に著者の松瀬氏とお会いする機会があったが、その時春にカントーの本出しますよ、と言っていた作品。
ワセダサイドに立って取材している本は数多く出版されているが、カントーの視点に立って書かれた本はおそらく初めてではないだろうか。非常に新鮮であった。春口監督のラグビーに対する情熱はまっすぐで熱いなあ、と。良くも悪くも関東学院ラグビー部は春口色一色のチームだが、強いチームを作る秘訣がよく描かれていて参考になった。ラグビー好きにオススメです。
とはいえ、ワセダは今年も負けませんよ!!余計なお世話かもしれませんが、春口さんもそろそろ後継者に権限委譲した方がいいのでは?
松瀬さん、さっそく読みましたので、是非本にサインしてください(笑)。
以前著者が講師をされている研修を受けたことがあるが、非常にロジカルで頭の回転の速い方だなあ、と刺激を受けた。この本は、現場視点からの発想がビジネスにおいて大切である、ということを首尾一貫、様々なビジネスマンとの対談を通して語っている。またまた刺激になった。
フレームワーク至上主義だったり頭でっかちな理論や知識は、新しい価値創造においては役に立たない。自分が日頃思っている疑問に対する回答として示唆に富んでいる。すっごく同感。「事件は会議室で起こっているんじゃない、現場で起こっているんだ!」織田裕二の叫びがオーバーラップしちゃいました(笑)。