赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

孤独のエース対満塁男


緊迫感のある試合だった。「日本」のエース対悩める「エース」の投げ合い。2軍で調整直後の即1軍登板、エース対決、勝率の悪い火曜日、と追い込まれて「後のない」今日の井川、ストレートが走っていた。球数が多く114球6回降板は「エース」としてはまだ物足りないが、無失点、ピンチでもストレートで押しまくるあたり、底は脱したか。次回の中日戦でどういうピッチングができるか、だな。


松坂はまたも勝てない。打線との相性の悪さ。一時の福原のようだ。どうも、プロ入りしてからの彼には「孤独なエース」の印象が強い。無失点の井川降板後も投げている姿は、痛々しい。



驚いた。6回2アウト満塁で、3番シーツになんと代打・濱中。岡田監督も思い切った勝負に出るな。首脳陣もシーツはクリーンアップではなく「3番目の打者」と位置づけている、ということがはっきりした。


結果は見事試合を決める2点タイムリー。打席での威圧感、見事なスイング、ハマちゃんは天才である。代打時代のあぶさんのよう、っていうのはちょっと褒め過ぎか?早く完治して、長らく出ていない「ミスター・タイガース」5代目を襲名してほしいものだ。


しかし、今日も藤本は送りバント失敗。守備ではファインプレーをして沸かせてくれるだけに、勝負所では確実に決めてほしい。送りバントのできないタイガース、まだまだ強くていやらしいチームになるには課題が多い。


西武0−4阪神