赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

完敗の虎


まさかの4連敗で日本シリーズが終わった。まずは、千葉ロッテマリーンズ、優勝おめでとう。見ていてワクワクする本当にすばらしいチームでした。今こそ言おう、阪神は、ロッテよりも弱い」と(笑)。(注:一応、かつての名言のパロディです)


もうずっと昔のことのように思えますが、午前中で仕事を切り上げ、第3戦の甲子園に行ってきました。2年前のように甲子園での反撃を信じて。その願いも空しく、大差で負けました。7回表に藤川が打たれてからは、よく覚えていません。「ピッチャー藤川に替わりまして、桟原」というアナウンスを聞いて以降、放心状態が続いています。



  • なぜ、藤川の後にウイリアムス、久保田ではなく桟原なのか?
  • なぜ、ノーアウトランナー一塁で、送りバントも満足にできないのか?
  • なぜ、図ったかのようにボテボテの内野ゴロしか打てないのか?(球を引付けすぎ?うねり打法の弊害?)


一言でいうと、《短期決戦に勝てるような采配ではなかった》としか言いようがない気がします。シーズン中から、というかここ何年も気になっていた、1点を取る野球ができていない、赤星以外は機動力が使えない、相手バッテリーにプレッシャーをかけられない、バントが決められない、次の塁になかなか進められない・・・というタイガースの弱点が、見事に露呈したシリーズでした。あと、内野の守備の不安も。


中日やヤクルトだったら、もっと効率良く点を取る戦略に出たのではないか、と思います。
今年のシリーズで、タイガースに敢闘賞該当者はいないよな。矢野選手には毅然と辞退してほしかったなあ、なんて勝手ながら思ってしまった。


とはいえ、セリーグ優勝の栄冠を勝ち得たことは事実なわけだし、選手にはお疲れさま、と言いたいです。来シーズンに向けて「宿題」ができた、ということですが、宿題じゃなくて、すぐにでも取り組まなくてはいけない「課題」だと思うけどね。


チャンスで確実にバントを決められる、進塁打を打てる、相手の嫌がる緻密な野球を実践してほしい。「往年のタイガース」らしくないかもしれないけれど、常勝チームになれるかどうかは、その点にかかっているような気がします。来シーズンの中日・ヤクルト・横浜は手ごわいぞ。



試合中は「誠のつけ麺」を初めて食べました。なかなか美味。良くできてます。あと、結果的に今シーズン最後の名物焼き鳥も堪能しました。もちろん、梅田で名物イカ焼きも買ってます(笑)。



阪神って期待すると派手に裏切られることの繰り返しです。がっかりさせられることばかりですが、結局のところこれがまた楽しいのかもしれません。来シーズンでついにファン歴30年になりますが、やっぱタイガースファンはやめられんなあ(笑)


阪神1−10千葉ロッテ


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