お正月の恒例行事の大学選手権準決勝。今シーズン2度目の国立競技場はまたもや雨･･･雨の準決勝観戦は、おそらく初めて。第一試合開始直後から雨が本降り。席はメインスタンドでしたが、残念ながら微妙に屋根の下ではなく、雨具＆傘をさしての観戦でした。
さて、早稲田対法政の第二試合は、慶應戦の反省もあってか、終始法政を圧倒。大学生同士の試合とは思えない、点差以上に一方的な試合でした。今シーズンの早稲田は大学チームというよりはトップリーグのチームのよう（笑）。
今日のハイライトはやはり前半のスクラムトライに尽きるかと。早稲田のスクラムトライを生で初めて観ました。10年以上観戦していますが、早稲田のスクラムトライは記憶にありません！！まるで全盛期のメイジを観ているかのようで、いやはやびっくり。ワセダ・ラグビーも変わったものです。
トライの度に、前の席の学生君達が大喜びしてました。イイ時代に学生やっていてうらやましいよ（笑）。
課題はというと、今日はラインアウトがイマイチでした。一方、接点での攻防では終始圧倒していましたが、グラウンドで観戦した印象だと、去年のようなスピーディーな球出しがまだ見られない気がします。今シーズンは、誰かが抜け出してからのフォローがどうも遅れ気味で、リズムが悪い気がするのですが･･･
一方の関東学院。相変わらずきっちり勝ち上がる試合巧者なところはお見事。同志社は健闘していたけど、勝負所でのミスが響いたなあ。ラインアウトが悪すぎた･･･晴天での試合だったらどうなったんだろう？「イケイケ、ドウシシャ、オセオセ、ドウシシャ」の応援団も健在でしたが（笑）。
それにしても今日は寒かった･･･雨中の2試合観戦はツライ。さて、決勝は毎度のことですが、接点での攻防が勝敗を分けそうな気がします。フォワードで徹底的に関東をクラッシュしまくるのを期待したい。2年連続で「荒ぶる」を聴くのが楽しみです。
【追記】
ビデオの録画を観ましたが、グラウンドで観戦している以上にまったく危なげのない試合でした。ブレイクダウンでの激しいプレーはお見事。決勝戦も期待できそうですね。
