赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

春のオープン戦


今シーズン最初のワセダラグビー観戦。関東学院との春のオープン戦を観戦するのは02年から5年連続であるが、この5年間の中で最も判断しづらい試合でありました。


試合結果を観るに、両チームともまだまだこれから、ということでしょうか。関東もこの5年間で見ると決して強いチームには見えなかったなあ。春のオープン戦に勝ったチームが大学選手権決勝で勝つというジンクスは、この試合に限っては当てはまらないような気がします。終盤までどちらに転ぶのかわからない展開でしたし(いい意味での接戦ではありませんでしたが)、関東のトライはワセダのミスから生じた「自滅」。03年の時のように完膚なきまでに叩き潰されたという感じは皆無でした。



外部の人間があれこれ言うのもなんですが、この試合の感想はというと「何がしたいのか、何を目指しているのか、意図がまったくよくわからなかった」ということかな。選手もレフリーも。


ワセダについては、キックオフから受けに回っている印象が強かったです。選手に慢心があるとは思いたくありませんが、接点での攻防では後手に回っていたような気がします。フォワードでタテを突くのか、バックスに回して崩していくのか、最後まで意図不明でした。関東の圧力に負けてハーフ団も苦し紛れのパスばかりでバックスに良いボールがほとんど出ていませんでした。


一方のレフリーも、はっきり言って意図がよくわからないレフリング。あれじゃあ選手もリズムが出ないと思います。ゲームをコントロールするというよりはゲームを寸断しているようにしか見えませんでした。スクラムの度に毎度毎度3回も4回も組み直させるというのもなんだか・・・あそこまで執拗に組み直させるのではなく、あれはどちらかに反則を取るべきでしょう。


この日は関東の勝利への執念が明らかにワセダより上だった気がします。とはいえ、まだまだ十分挽回可能でしょう。何を目指して点を取っていくのか、チームの方向性を明確にして、シンプルで強いラグビーをやってほしいと心から思います。清宮監督就任前のワセダに逆戻りじゃああかんぜよ。そんな印象を受けた一戦でした。頑張れ、東条組。


早稲田3-20関東学院


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