赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

リアリティで行くか、過剰なエンタテインメントで行くか

久々にTVドラマ話でも。今クールのドラマは《結婚できない男》《マイ☆ボス・マイ☆ヒーロー》がダントツで面白い。


まずは結婚できない男
阿部寛主演のコメディは実にイイ味出てますねえ。他の出演者も演技達者が多くて何気ない会話の応酬と間合いが絶妙です。ビデオ屋とかコンビニで買い物するシーンとか、マンガ喫茶のシーンとかすごくリアリティがあって共感できるんですよね。あ、わかるなあ、それっていう感じでしょうか。医師役の夏川結衣マンガ喫茶で《ブラックジャック》を真剣な顔して読んでいるのは実に秀逸(笑)。最近の関西テレビ、良いドラマ制作が続いてます。


一方、マイ☆ボス・マイ☆ヒーローの長瀬智也
彼は過剰すぎる役が実に良くハマりますね。池袋ウエストゲートパークとか、タイガー&ドラゴンとか、ノー天気なチンピラ役をやらせると実に面白い。ストーリーは実に“普遍的”な学園モノですが、ミエミエで先が読めるわかりやすい展開とバカバカしいぐらいエンタテインメントなノリについつい引き込まれてしまいます(笑)。


suzieさんもコメントされてます(2006/08/07)が、保健室の先生役のもたいまさこが渋くてイイ。ドラマを引き締めるアクセントになってますね。


それに比べ、月9の《サプリ》はどーにもこーにもスベッている感じが否めず。


そもそも伊東美咲にキャリアウーマンやらせるのは無理あるわな。佐藤浩市は非常に演技達者なのですが、いかにもな“軟派上司役”っていうのがもったいない。どこかの雑誌でも取り上げてましたが、なぜか番組の途中で流れる《トヨタマークX》のCMの方がどう考えてもリアリティがある(笑)(こっちは“硬派な上司役”で佐藤浩市が登場)


それと《タイヨウのうた》山田孝之沢尻エリカのコンビはいいんだけど、いかんせんストーリーが痛々しすぎ。あ、沢尻エリカが観たくて毎週録画してますが(笑)。


というわけで、面白いドラマにするには「リアリティ路線」で行くのか、はたまた「過剰なエンタテインメント路線」で行くのかのどちらかってところでしょうか。《サプリ》よ、はっきりしてくれ!


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