名水巡りシリーズということで、奈良田温泉近くにある奈良田の御符水を。奈良法王神社境内にある湧水で、冷たいきれいな水が絶えることなく湧いております。神秘的なロケーションといい、勢いよく流れ出る湧水の感じといい、《きれいな水シズル》満点です。
奈良田の七不思議の一つになっているとか。詳しい解説が南アルプス邑早川町に住む2000人のホームページにありましたので引用しておきます。
奈良法王神社の境内にあるお手洗い池は「御符水」と云って、奈良田の七不思議の一つで源水は山の中にあり、それを導水して「お手洗い池」用にしたものである。第四十六代孝謙天皇(天平宝示二年)この地にご遷居の折「ご膳水」とし、また「硯水」として、ご使用になられた水で、どんな干天にも、水の干ることなく、またどんな降雨続きでも、濁ることなく、そしてこの水を飲むと諸病に効能があると云う。
孝謙天皇御遷居縁起鈔によると、「斯地ニ七不思議ト唄フルアリ曰ク、第一御符水ト称シテ皇居ノ脇ニ御硯井アリ諸病ニ功アリ呑者ハ病即消滅スル」と云われている。
きれいな水が流れているのを見ると最近心が妙に癒されます。「水と生きる」っていうことですかね(笑)。