上海出張帰りでヘロヘロの翌日。疲れてたのですがやはり行ってしまいました、日本選手権1回戦。12:00キックオフの試合は久しぶり。大学選手権で優勝していたら14:00キックオフだったので朝ゆっくり寝れたんだけど。
試合の方は3点差で敗戦し終戦。九電のFBミラー1人にやられてしまった印象。ミラーに4トライも取られちゃいかんよ。正直勝てる試合だった…。残念。東条組は結局「未完」のままシーズンが終わってしまいました。
今シーズンは最後まで実力を出し切れなかったように思います。ブレイクダウンでの弱さ、タックルの甘さ、勝負所での痛いミスは最後まで改善されず。戦い方もチームとして社会人を倒す工夫が感じられなかったなあ。バックス個々の能力の高さが随所で見られただけに非常に残念。この日もWTB菅野の安定したプレーがひときわ目立ってました。
結局ピークは大学選手権2回戦、対慶応の前半だったのかなあ…
さて、来期に向けて思うことですが、とにかくフォワードの強化とディフェンスの強化。セットの安定と接点で負けない力強さを取り戻してほしい。そしてしつこいディフェンスとハードタックルの復活を!松本允のコメントが今のワセダの課題を的確に表現していますね。以下に引用させていただきます。
決勝戦を見ていてタックルが甘かったし、ブレイクダウンも甘かったので、今日はその厳しさを自分が見せてやろうと思ってました。タックルは上にいくし、ダブルでもいかない。球際の強さもない。そういったワセダらしさが失われてしまっていると感じてました。
かれこれ20年近くワセダラグビーを観ておりますが、やはりワセダは受けに回ると脆い。常に危機意識とチャレンジャー・スピリットを前面に出して戦ってほしいです。“チャレンジャー”としてひたむきでアグレッシブなワセダに変貌することを期待したい。来期こそは“Ultimate Crush×All Out融合”の実現を!
話は変わりますが、トップリーグ東芝対サントリーの試合は凄まじかった。今シーズンで一番中身の濃い試合でした。それにしても、ロスタイムのラストワンプレーでミスをせずに取りきる東芝の集中力はあまりに見事。冨岡キャプテン、いい表情でした。
サントリー、ホントに惜しかった。たらればですが、後半37分の場面、ゴール前のペナルティでPGを狙ってなければ試合結果が変わっていたのではないかなあ。両者の直接対決、1月は2点差で今日は1点差の大接戦。日本選手権決勝の再戦が楽しみです。