やっとこさ“夏休み”を取って“プチ湯治”の旅に行ってきました。場所は南アルプスの秘境。まずは温泉に行く道中に寄った富士吉田の白須うどん。
富士吉田はご当地名物のうどんが有名ですが、その中でも人気店白須うどんは、事前情報どおりお店は普通の民家でもちろん看板ものれんもありませんでした。
田舎の親戚に家に上がるような感じでお店に入ります。メニューは“かけうどん”か、“つけうどん”の2種類のみ。調理場の前に並んでいると、おばちゃんに注文を聞かれます。注文してから待つこと5分ぐらい、おばちゃんに呼ばれるとおぼんに乗ったうどんを渡されるというシステム。
かけうどんをいただきましたが、具にキャベツがどっさり入っている実にシンプルなうどん。付けあわせにもなぜかキャベツが。うどんは太くてポソポソとした不思議な食感であります。なるほど、コシというよりは歯ごたえで勝負するのが吉田うどんということなのかも。讃岐うどんとは違う美味さだな、これは。お好みで辛みそを入れて食べるとこれまたうまい。
これで1人前300円と恐るべきコストパフォーマンス。次々とお客さんが来るのもわかる気がします。常連さんとおぼしき人はかけとつけ、またはかけを2人前食べてました。次回は“つけうどん”の方に挑戦してみるかな。JR東日本がうどんスタンプラリーをやっているようですが、吉田のうどんはしごツアーというのも楽しそうです。
白須うどん
山梨県富士吉田市上吉田3296-1
TEL:0555-22-3555