ニセコ温泉郷　ニセコ薬師温泉旅館

今回の温泉行脚は、ニセコ周辺の温泉をハシゴしました。昨年行った湯本温泉雪秩父の近隣エリア。まず行ったのは義弟のおススメニセコ薬師温泉旅館。ニセコ周辺の温泉の中でも相当に鄙びたマニアックな温泉であります。

建物からして湯治場の雰囲気がぷんぷん。内湯は透明湯と濁り湯の2種類。まず透明湯に入りましたが、湯船がプールのように深い。四隅に腰掛けられる場所があり、座りながらお湯に浸かる感じ。浴槽の下が源泉になっており、ぶくぶくとお湯が湧き出ています。お湯はぬるめで長湯に最適です。全身にびっしりと付く気泡。天然のサイダー風呂だな。実に個性的。

次に濁り湯の方へ。場所が離れているので一回着替えてから移動。こちらは混浴のようです。透明湯同様浴槽は深く、湯船の下から源泉が湧き出ていて気泡がぶくぶく。色は緑がかった茶褐色ですが、鉄の匂いが強いところは透明湯と似ています。どちらのお湯もかなりの実力派。全身がじわっと温まり、湯上りは体中がぽかぽかで、体中がけだるくなるところといい、お湯が体に効いているのがよ〜くわかりました。

今回は入らなかったのですが、少し離れたところに露天風呂もあるようです。施設の方はかなりくたびれておりますが、これだけのクオリティのお湯でなんと￥300。1週間ぐらいここで湯治してみたいかも。鄙び湯＆秘湯フリークの方には絶対おススメの温泉です。