赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

四度目の正直


高校ラグビー勝戦。予想通り東福岡対伏見工の対戦になりましたが、いやいや、緊張感溢れる激戦でした。最近の決勝はどちらか一方が明らかに優勢な展開になるんですが、最後の最後まで手に汗握る試合。後半の残り10分以上に渡る、伏見工怒涛の攻撃対東福岡の鉄壁ディフェンスの攻防は凄かった。やはりディフェンスが良いチーム同士のゲームは盛り上がる。今大会一番のハイライトですね。


前半の展開だと、東福岡ペースで大差の試合になるかと思いましたが、さすがは伏見工。後半は見事に修正して、接戦に持ち込みました。相手のペースにさせない粘っこい戦い方は、試合巧者伏見工ならではの伝統工芸の力か。あの東福岡が後半は自陣に釘付けで防戦一方っていうのは想像してませんでした。


今大会、東福岡のスピーディなランニングラグビーは観ていて楽しかった。個々の能力の高さ、クリエイティビティを感じました。これこそJAPANが見習わなければならない戦い方ではないでしょうか。大会直前にレギュラー選手が事故死、というアクシデントを乗り越えての優勝。ドラマ以上にドラマティック。万年準優勝のチームが決勝戦四度目にして初優勝。ようやく壁を越えましたね。


両チームのキャプテンが今年ワセダに入部予定とか。来期のワセダも楽しみです。おっとその前に、12日の決勝戦ですな。NHK「考えるトライ〜早稲田大学ラグビー部〜」をようやく観ましたが、やはり権丈組はフォワードのチームだな。権丈と臼井がいい表情でした。


東福岡12-7伏見工


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