先週のベースボール・レジェンド“アニキ2000”に引き続き、今度は丼さんとロック・レジェンドに立ち会ってきました。伝説の“アマチュア・バンド”スモーキー・メディスン(Smokey Medicine)のライブ。
Charが10代の時にメンバーだった幻のバンドです。活動期間は1972年からわずか2年とか。最初のCharのMCが「どうも〜、アマチュアバンドのスモーキー・メディスンです」。イイかましです(笑)。
ライブの進行は全体的にユルイのですが、これだけのメンバーが集結したわけで、終始凄いのなんの。Char師匠のギターは衰え知らず。分厚い音にお馴染みの見事なカッティング。あ〜、カッコイイ。金子マリのヴォーカル、パワフルです。さすがは「下北のジャニス」。(Vo)なのに途中でタバコをぷかーっとやりながら唄ってるし…いいのかい、(Vo)がスパスパやって!!カッコイイお姐さんですなあ。そして、ベースの鳴瀬喜博。チョッパーが炸裂してました。リズムセクションも完璧で締まってます。
曲目は渋い。っていうか、知らない曲が多い…(笑)。(どなたか、本日のセット・リストを教えてくださいませ)
不良中年の同窓会ライブっていうノリでしょうか。ブルースあり、アメリカン・ロックあり、フュージョンあり、AORあり、そして歌謡曲あり…と、音の万華鏡状態。芸域が広いですなあ。
アンコールは2回。最前列のファンから「Smokey」のリクエストが出たんでしょうか。2回目のアンコールの時には、「Smokeyはスモーキーメディスンの定める法律により、演ずることが禁止されてます」だって(笑)。ラストはブルージーなナンバーでした。いや、「Smokey」を聴けなくっても大満足。
しかし、会場を見回すに客層の年齢層が高い。基本的にM2F2以上。小さい子供連れのツワモノファミリーもいましたが、未成年を除くと自分が最年少なんじゃないか、っていうぐらい。
それにしても、こんな凄いメンバーが当時“アマチュア”で活動してたんだから、70年代の日本は恐るべしですね。しばらくは、レジェンド体験がマイ・ブームになりそう。
◇スモーキー・メディスンならぬ「スモーキー・メディスソ」(今回のライブではありません)
【追記】
セットリスト、Get Highさんのブログに詳細が。想像を超える選曲ですねえ。備忘録として、引用させていただきます。
≪Get Highさんのブログより≫
Baby's Universe
Street Information
永遠の愛を棒ぐ
Got To Paradise
Situation
I Got To Have A Song
Tonight I'll Be Staying Here With You
Glad All Over
Going Down
Song For My LifeIf You Gotto Make A Feel Of Some Body
Strange Space
Joy To The World
Show What You've Got In Side You <残業1>
Never Ending Road
Honey
Don't Cry My Baby<残業2>
R&R 列車