赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

完勝。リーチ不発。


ラグビー大学選手権準決勝。今シーズン、これまでで一番のゲームで完勝。試合前はもっと激しい点の取り合いになるのを予想してました。


前半からワセダがブレイクダウンで圧力をかけまくり、リーチ&マウのコンビを自由にさせずに主導権を握る。初の国立にのまれたのか、丼さんが言うように、東海の「ふわっ」としたアタックは終始まったく怖さなし。リーグ戦優勝で買いかぶり過ぎていたのか???眼鏡堂さんも言ってましたが、今シーズンは対抗戦とリーグ戦では、かなり実力差があったということなんでしょうか。


◇有田のトライ


完勝とは言うものの、相変わらずアタックの精度に不安なところはあります。特に10番。


ただ、相手のミスを逃さず要所で点をきっちりと取るあたりは、往年のワセダらしい「試合巧者」の伝統か。大舞台に強い田邊の嗅覚と、何といっても有田の異次元のプレー。激しいタックルに、強烈なラン、ブレイクダウンでの絡み。観ていてワクワクする選手。


そして、キャプテン豊田の柔らかいパス&ラン。JSPORTSの解説でも出てましたが、バックスとしての能力も非常に高い。不用意な反則さえしなければなあ。小峰・中村と第3列の激しいタックルはこの日も炸裂しまくりでした。


リザーブを全員投入した残り5分で2トライを献上するあたり、今年のチームらしい「ユルさ」が毎度のことながら気になりますが。アルティメット・クラッシュせんと。正直、完封してほしかった・・・


決勝の相手は、予想通り磐石な帝京(ていうか、法政にはガッカリ)。決勝戦は毎度のことではありますが、スクラムラインアウト、ブレイクダウンがポイントでしょう。イージーミスとカルいプレーをしないこと。


「伝統」の底力、試合巧者らしい「嫌らしさ」発揮を期待します。


ウィルキンソン?田邊のコンバージョン



◇マイケル・リーチの独走トライ、時すでに遅し



早稲田36-12東海


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