先週、とある和牛Aの試食会にお呼ばれして行ってきました。
和牛Aの正体は「鳥取和牛オレイン55」。
説明を聞くに、
・ブランド和牛のルーツである伝説の名牛 気高号の子孫であること
・オレイン酸含有量55%以上でオリーブオイルの主成分でもあるオレイン酸を豊富に含んだいるので、まろやかな脂肪の質がウリとのこと。
これは期待が高まるね。
和牛についてのイメージブレストの後、お待ちかねの試食スタート。
一品目は、イチボのセイロ蒸し。
白菜・新じゃが・紅芯大根・春菊の上にイチボの薄切りを乗せて蒸してます。塩かおろしポン酢でさっぱりといただきます。
イチボのせいろ蒸しというのは初めての食べ方。肉が柔らかくて非常にさっぱりとした味わい。塩でシンプルに食べるのがベストかな。
二品目は、くりのタタキ。肩の部分ですね。見た目からしてシズル!!!
まずは何もつけずにそのままいただきました。口の中に入れると、脂が甘くてそのままとろけるような食感。これは文句なしに美味い!!!
塩、わさび、わさび醤油、おろしポン酢といろいろ試してみましたが、塩かわさび醤油が美味しかった。だんだんエンジンがかかってきました(笑)。
三品目は、千本筋(せんぼんすじ)を焼いて。いよいよ焼肉です。モモとスネの間の希少部位とか。
筋っぽい食感かと思いきや、非常に柔らかくて肉の繊維を噛み千切る感じが心地よい。これまたさっぱりとした味。シンプルに塩あるいは塩胡椒でいただくのがベスト。
そして、〆の四品目は厚切りのサーロインステーキ!!!
圧巻のボリュームで破壊力満点。ピンク色の断面が美しいですな。
がっつりといただきましたが、さすがに四品目ともなると、参加者一同食べるペースが落ちてました(笑)。
こちらもシンプルに塩胡椒かな。ステーキのみオレイン酸55基準ではないとのことですが、他の三品に比べると、オリジナリティは若干低いかな。美味しいことは言うまでもありませんが。
最後は、鳥取和牛についてのコンセプトをディスカッション。ルーツの気高号と掛け合わせて「気高い和牛」(by スイーツ番長さん)というコピーがイイんじゃないか、ということで落ち着きました。
鳥取県というと、牛肉よりも大山地鶏のイメージなんですが、牛肉のクオリティも非常に高いんですね。いや、美味かった。「気高号」が一番気になったな。鳥取県、砂丘以外じっくり行ったことがないので、今度温泉付きで行ってみたいかも。
今回はいただけませんでしたが、霜降りロースの薄切りあたりをさっと片面焼きで食べてみたいかも。しかし、 いいお値段するな(笑)。
ごちそうさまでした。