恒例のお正月準決勝観戦。
優勝候補の筑波との戦いは、後半30分までどちらに転ぶかわからない激戦でした。
風下の後半30分まで自陣にくぎ付けながら、トライを許さない執念のディフェンスが、敵陣ゴール前での相手ボール奪取してのスクラムトライに結実しました!
それにしても、後半30分までは観ていてシンドイ試合でした。
今年は早明戦といい、後半に入ってから自陣から脱出できないパターンが多くて、心臓に悪いですね(笑)。
エリアマネジメントがしっかりしていれば、セットプレーとディフェンスが安定しているだけに、もう少し余裕を持った戦い方ができる気がするんですが。
筑波は前半からブレイクダウンでの個の強さが目立ってました。ゴール前での相次ぐミスに助けられたのが正直なところ。
今年のチームはフォワードが強い。スクラムの安定感はお見事。ここまで強いスクラムは権丈組以来じゃないでしょうか。もっともっと相手にスクラムでプレッシャーをかけてほしいところです。
気が付くと、2010年以来の決勝戦進出。有田組以来3年ぶりなんですね。優勝は2008年の豊田組以来ですか。
相手は予想通りの帝京。慶応相手に多少手こずったところもあったようですが、フォワードの強さとバックスの速さは相変わらず脅威。
でも、勝つチャンスはある!
決勝戦はとことん強いフォワードにこだわってシンプルに自分たちの強みを生かしてほしいです。ラインアウトとスクラムでなんとか優位に立って、6番7番の突破から最後は14番15番のスピードで決めてほしいです。
ブレイクダウンで劣勢に立たないことと、エリアマネジメントをもう少し優位に進めてほしいなあ。
荒ぶるまであとひとつ。がんばれ、垣永組!
早稲田29-11筑波