最近映画化されたということで、飛行機の中で
読もうかな、と思って買った文庫本。
すっかり忘れていたが、読み始めたら一気に読めた。
宮部みゆきの本を読むの初めて。
ミステリーというよりは、殺人事件を振り返るドキュメンタリー。
読みやすいのだが、関係者のインタビューを中心に話が展開するので
ちょっと話が冗長かな。
漫画の「カバチタレ」に近いテーマ。
現代における「家族」(家族崩壊?)という視点は面白いのだが、
本格ミステリという感じじゃないんだよな。
TVのワイドショーを観ているような感じ。
「模倣犯」は面白いのだろうか?
作者: 宮部みゆき
出版社/メーカー: 新潮社
発売日: 2004/06/29
メディア: 文庫