またまた70年代ロック。大学の頃「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」という曲でこのバンドの存在は知っていたのだが、改めて聴いてみると、これは日本オリジナルのプログレロックだ。構成は壮大で叙情的。ひたすら音のシャワーが降りそそいでくる感覚。
曲も前述の曲や「ピンポン玉の嘆き」など、視点が面白い。一方、「空と雲」「おまつり」は10分を超える大作である。プログレ的様式美っていう奴ですか。30年前とは思えないほど、まったく古さを感じさせない。凄く魅力的なバンドだ。ジャケットのセンスもいい。曲を聴かずにジャケ買いしても損しないっす。
こちらは巷で皆が絶賛している“サンボマスターのセカンド”。遅ればせながらようやく聴いてみた。
suzieさんは冷静に評価されてましたが、自分が聴いた感想はというと、「青臭い、でもカッコイイ」ということでしょうか。彼らのルックスを含めて。
スピード感があって一気に聴けるので、聴き終わった後の爽快感はあるなあ。タイトルといい歌詞といい全体を通じたノリといい、HMVというよりはTower Records好みなのがよくわかります。実際タワレコは強烈にリコメンドしてるし。次作以降も非常に楽しみなバンドではあるな。