赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

本場イタリアで見たデルタ


またまたイタリアの旅の話です。実は、入社して最初に乗ったクルマはランチア・デルタ・インテグラーレ8Vでした。会社の先輩の方に譲っていただいたわけですが、今でもあの時の興奮は忘れません。エアコンは修理不能になるわ、しょっちゅうバッテリーが上がったり、オーバーヒート寸前になったり、いきなり高速道路でポンプが壊れたり・・・と、トラブルも山のようにありましたが(笑)、運転していて本当に楽しいクルマでした。


ジウジアーロによる無駄のない美しい直線的なデザイン、ゾウのエンブレム、一見ガンダムっぽいけれど、どこか品のあるたたずまいがお見事。眺めているだけで幸せな気分になるのですが、ドアを開けていざ運転席に座ると、メーターなどの計器類や、シートの雰囲気がこれまたよくできていて、不思議と“戦闘態勢”な気分になっていくのです(断っておきますが、私は“走り屋”ではありません)。結局3年半ほどデルタオーナーだったわけですが、デルタに乗っていた時のあの“高揚感”はきっと二度と味わえないんだろうなあ、と思います。


で、本国イタリアでも自分の元・愛車(と同じ車種ということですが)がはたして走っているのか、気になってずっとチェックしていたのですが、旅行中にようやく1台発見しました。場所はチェファルのドゥオモの前で。8Vではなく、EVO系(EVO1かな?)でしたが。ちゃんと本国でも走っているんだ、と思うと、ちょっと感動的な気分になりました。結局旅行中にお目にかかれたのはこの1台のみでしたが。確かにこういうモンスターマシンに乗っている人って、イタリア人の中でもマニアックな趣味に違いないよな・・・


デルタ関係のサイトを見ていたら、Kigaru Garageさんのサイトを見つけました。デルタ情報満載で楽しい気分になります。


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