3ヶ月ぶりに散髪、その帰り道、なんかむしょうにとんかつを食べたくなり、中目黒のとん亭で黒豚ロースかつ定食をいただく。ここの黒豚のとんかつは「大分耶馬溪産黒豚」とのこと。
まずはお店のおススメどおり、何もつけずに一口。脂がなんともいえない甘さ。豚肉が口の中でとろける感じというのか、やわらかいけどしっかりとした肉の味わいが口いっぱいに広がって旨い!(なんか批評チックですね・・・)。
とんかつを食べながらご飯をかき込む瞬間は、言い方に語弊があるかもしれませんが、“小市民”的な幸せ、というのか(確かに小市民ですが・・・)、充実感があるというのか、なんとも気持ちのよい瞬間です。
中学の頃に読んでいた「ザ・シェフ」というマンガで、とんかつを取り上げたエピソードがありましたが、急に思い出しました。ウル覚えですが、定期的にとんかつ屋でとんかつ定食を食べることができる生活が、丁度いい生活なんだ、みたいなことが描かれていましたが、妙に納得です。ザ・シェフの主人公は“味沢匠”という名前でしたね。 ブラックジャックが料理の世界に転職したみたいな話でした(笑)。
ちなみに、このお店では、塩だけでなく、ごまダレ(擦ったゴマ+ソース)、辛し醤油、といろいろな食べ方ができますが、やはり、塩でシンプルにいただくのがベストな気がします。とんかつを食べる幸せを噛みしめたひとときでした。
ちなみに、すぐ近くに支店のたい樹があり、こちらは黒豚中心のメニューのようです。
中目黒 とん亭
目黒区上目黒3-6-4
TEL:03-3715-4899