巷で話題になっているかもめ食堂を観てきました。
面白い。観終わった後に《爽快感》と《空腹感》の両方を感じる映画というのも、伊丹十三のタンポポ以来かな。とにかく、出てくる料理がどれもおいしそうで、既に映画を観ていた嫁さんがシナモンロールを家で作っていた理由がよくわかりました(笑)。
シナモンロールとおにぎりがむしょうに食べたくなる映画です(笑)。
感想はというと、小林聡美と片桐はいりともたいまさこの3人に尽きるなあ。3人の個性とコンビネーションが実に見事です。小林聡美の凛とした演技が秀逸。彼女の「いらっしゃい」というセリフは実にすがすがしい。非常に心地よいです。
学生時代に一度フィンランドを訪れたことがありますが、久しぶりにまた行ってみたくなりました。とにかく、おススメの映画です。