終戦記念日前に終戦を迎えてしまったようです。中日についに7連敗。後半戦の天王山でありえないボロ負けの連続。どうやらセリーグの灯は消えてしまったようで。
悔しいですが、あきらかに野球に対する取り組み姿勢の違いが大きな実力差につながっているようにしか思えません。
このところずっと気になっていたチームの課題が中日戦ではっきりと出ましたね。
中日に勝てない要因を列挙してみると、
◇1点をきちんと取りに行く戦略の有無と、それをミスなく実効する能力の差
◇次の塁を貪欲に取って行く走塁力と、ランナーを進める進塁打実践力の差
◇1・2番の出塁率と、少ないチャンスで点を確実に取る集中力の差（得点圏でのバッティング）
◇内角を厳しく突いてバッターにプレッシャーをかけ続けるバッテリーのリードの差（特に矢野）
◇攻撃的な守備力の差（特に二遊間のコンビネーションと外野の肩の差）
現状の打撃陣で、意図のあるプレイをきちんと行っているのは金本１人だけのような気がします。
さて、ひっくり返すのは非常に厳しい状況ですが、まだまだ何かを起こすべく動いてほしい。“高齢化＆硬直化したチームの若返り”も同時にソフトランディングしていく必要があるように思います。ファームから若手の抜擢（赤松・喜田・桜井よいいかげん出て来い！）も含めて、今こそ思い切って動くべき時ではないでしょうか。岡田監督。
