赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

晴天の早明戦


去年とはうってかわって晴天の12月最初の日曜。確か去年は大雨の中の観戦で大変だったなあ。これで早明戦は15年連続フルイニング観戦となりました(笑)。


前半からフォワード、バックスが一体となって走りまくるワセダ。早慶戦の時とは違って横流れではなく、縦に鋭くゲインしてからワイドに振る攻撃が終始効いていました。フォワードの集散、ブレイクダウンでの球出しも速く、ほとんどが理詰めでのトライで、今シーズンでは一番安心して観ていられる試合でした。



終わってみれば43−21での完勝。後半の最後はリザーブ全員出場で半分Bチームになっていましたが、最後に2トライ取られたのが惜しい。戦前の予想では45−7ぐらいかなと思っていたんだけど。


前半でシンビンが2人出るまさかのアクシデントもありましたが、14人になっても全然不安を感じさせませんでしたね。五郎丸シンビンの際は、矢富がフルバック、キャプテン東条が確かハーフに入る珍しい布陣を初めて観ました。


さて、一方のメイジ。往年の「前へ」の意識が復活してきたのはうれしいのですが、相手のミスかカウンター以外でトライを取れる感じがしなかったなあ。フォワードが膠着すると苦し紛れにバックス展開するシーンが多く観られました。もっともっとフォワードに拘ってほしいなあ。


大学選手権に向けてワセダはだいぶチームが仕上がってきたような印象を受けました。気になったのは飛ばしのロングパスを極端に多用しすぎる点かな。今日もインターセプトが2回、内1回はトライを取られてしまったので、選手権では要注意ですね。矢富・曽我部の二人でどちらが長いパスをほうれるのか競っているようにも見えましたが(笑)。


選手権の組み合わせでは、おそらく24日が慶応との再戦になりそうですね。ここをクリアすると決勝戦進出がかなり見えてきそうです。3連覇に向けて“スウィフト・ラグビー”の完成を期待します!



早稲田43−21明治


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