赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

完封。


2002年の清宮監督2年目からかれこれ6年連続で観戦している春の対関東学院オープン戦。今年の会場は1年おきで三ツ沢。夕方になって湿度が下がり、風がやや心地良い天候。


さて試合ですが、これまでの春のオープン戦観戦では一番の完勝でなんと完封勝ち。フォワードがスクラム・ブレイクダウンで圧力を掛けまくり、前に出る力強いディフェンスで関東のゲインをほとんど許さず。鋭い出足のディフェンスは観ていて気持ちいいです。



要所でのミスが気にはなるものの、ほとんど危なげないといってよい勝利でした。スクラムであそこまで粉砕しまくったのは、ワセダが強いのか、関東が弱いのか。ラインアウトは最初からミスが目立ち、昨年度大学選手権決勝戦の悪夢を見るようでした(苦笑)。前半途中から何とか立て直してきたものの、前後半を通じてイマイチ。今後一番の課題ですね。どうもスローワーが投げるテンポが遅い気がします。一方の関東のラインアウトもこれまた酷かったのでおあいこでしょうか。


目立っていたのは1年生SOの山中と長尾・佐藤の両CTB、そして6番有田幸平。山中の速いロングパスを絡めたゲームコントロール、そして何度かフェイントから自分で抜いていくフレアなプレー。グラウンドで観たのは初めてでしたが、スターになる素質十分。ポスト曽我部の一番手だな。そして、CTBはパスをもらう位置が絶妙で、鋭くゲインするプレーが素晴らしかった。今年のバックスも去年以上に期待できそう。有田の狂気のタックルは羽生系ですね。刺さりまくってました。ワセダの第3列はこうでなくっちゃ。


それにしても、関東はなんか終始覇気が感じられなかったなあ。接点での反則ギリギリプレーのみ健在(苦笑)。最後にシンビン取られてました・・・キャプテンの中園だけが孤軍奮闘している感じ。とはいえ、春口監督のことですからシーズン後半にはちゃんと仕上げてくるんでしょう。


ABCD4タテでまずは第1ラウンド終了。やはりワセダは勝つことが大事。次は菅平夏の陣ですね。




早稲田大学38-0関東学院


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