赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

野毛 武蔵屋


お店の前まで行くとお休みだったりということが多く、これまでなかなか機会に恵まれなかった野毛のシンボル武蔵屋に、ついに行ってまいりました。古い木造一軒家の引戸を開けると、中は昭和の世界。カウンターに腰を下ろすと、バイトのお姉さんが「お酒にしますか」と聞いてくるのがイイですね。



「ええ、お酒をください」というと、老姉妹の1人が魔法の急須?からお燗のお酒を注いでくれました。「今日は暖かでしたね」というさりげない挨拶がこれまた絶妙。押し付けがましくもなく、ほったらかしでもない見事な客との間合い。サービス業の真髄ココにあり、という感じでしょうか。


つまみは噂どおり、酢たまねぎ、おから、2杯目の頃には鱈豆腐、納豆、〆の3杯目にはお新香の5品。はしでつまみを食べながら、燗酒をちびり。時が止まったかのような空間。癒されます。これぞ居酒屋の王道体験ということでしょうか。


1時間弱の滞在でしたが、あたたかい気持ちでお店を出ました。心身をマッサージされたような気分。映画めがねか、はたまた武蔵屋か、どちらも癒されること間違いなし。武蔵屋に通い続ける熱烈なファンが多数いるのも納得の名店。書いていたら、また行きたくなってきました。








武蔵屋
横浜市中区野毛町3-133
TEL:045-231-0646


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