赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

“オールアウト”結実


貫録勝ちで王座奪還。雨の決勝戦はお互いにツライ展開でしたが、フォワード戦で圧倒したワセダが慶応をノートライに抑えて2年ぶりの荒ぶる。今年は最後まで鉄壁のディフェンス。観ていてまったく危なげなし。権丈組、おめでとうございます。試合後の選手の表情、よかったです。



後半最初のトライ、豊田→三井の8→9から、CTB長尾への絶妙なラストパス。良いトライでした。そして、トドメを刺したモールからの臼井のトライ。「考えるトライ」どおりでしたね。素晴らしかった。


一方の慶応、「狂気」がなかったな。前半のラインブレイクなど惜しい展開もありましたが、ノックオンのオンパレードでチャンスを潰してしまうと、まったく打つ手なし。慶応にはシンパシーを感じるところが多々あるので、もう少し頑張ってほしかった。せめて意地のワントライが観たかった。後半残り10分のところでタッチキックを切らずにPGを選択したところ、2トライ2ゴールで逆転というのもわかるんだけど、難しい判断でしたね。ケガのせいもあるのか、山田君が沸かせる場面はまったくありませんでした。


“荒ぶる”を歌った中竹監督、観ていて嬉しかったなあ。96年度中竹組といえば、早慶戦で最後にPGで逆転負け。さらには大学選手権決勝の明治戦、早明戦に次いで悪夢のペナルティトライ…いつも最後に悲運がつきまとうイメージが強い人だっただけに、本当によかったです。ようやくAll Outしましたね。ついでにの方も再刊してください(笑)。


しかし、今日の試合は観ている方も大変でした。スタンドの風下側だったので雨風の直撃を受け、観戦というよりは苦行でした(笑)。2〜3日前に娘からもらった風邪が悪化しそうです。試合後は観戦仲間と情熱にて祝勝会。焼酎のお湯割りをしこたま飲みました。あれから1年、今年は美味い酒になりました。



早稲田26-6慶応義塾


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