読売対西武の日本シリーズは、西武が終盤に逆転、3-2でひっくり返して日本一。昨日の第6戦に続き、競った好ゲームでした。
勝負のアヤは8回表、読売の継投策失敗だな。
片岡の激走(すばらしいスピード!)で同点に追いつかれたところで越智は明らかに動揺していたわけで(なんとノーヒットで1点)、原監督はあそこでスパッと交代すべきだったのでは。2アウトランナーなしからチャンスが拡がり、シリーズ男の平尾のところにお膳立て。しかもそこで逆転タイムリー。やはり、野球は面白い。
8回の頭からは豊田か、あるいは山口かと思っていただけに、越智の続投は意外。3回以降、西武の投手陣の前に1本もヒットが出ていなかっただけに、万全の継投策で行くべきだった気がしますが。それだけ、クルーンに信用がなかったってことか。
シリーズ男(岸&平尾)のいた西武、逆シリーズ男(イ・スンヨプ)のいた読売。いかにも短期決戦らしいシナリオ。
主力に若手が多い西武は、来年以降も強そうですね。高齢化が進むタイガースとは実に対照的。
読売の某ナベツネ氏。今回の敗戦に血が上り、まさかウッズ(中日)やルイス(広島)やマイケル(日本ハム)を獲ったりして。そうなったら最悪です。
西武3-2読売