赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

勝つことが大事


さて11.23。ラグビー早慶戦です。今年も快晴。今シーズンは初観戦になります。


帝京に完敗したワセダ。セットとブレイクダウンに大きく課題を感じる豊田組。正直、今年は慶應にかなり苦戦するのでは、という予想でしたが、後半20分過ぎまでスコア上は接戦。



ワセダはどうもキック合戦でミスが多くて陣地を稼げず(ダイレクトタッチが3回?)、セットでもミスの連発で、どうにも波に乗れない展開。そしてタテへの攻撃がイマイチで、最後の最後でプレッシャーをかけ切れずに取りきれない。正直、点差ほど“緊迫感”というか“熱さ”を感じない試合でした。


田中君のハットトリックで流れがワセダに変わりましたが、この日のトライはほぼ個人技によるもの。最終的には34-17のダブルスコアでの勝利もなんか不完全燃焼。勝つことが大事ではありますが、欲を言うともっと意図の明確な理詰めの攻撃が観たい。キックでもパスでもまずは相手の裏に入る攻撃をしないとなあ。


チームとしての連携がイマイチでも1対1で相手を上回ったところは地力あり、ということでしょうね。FW・BK共にメンバーをかなり入れ替え、4年生を起用しているのもチームとしては大きいのでしょうな。セットプレーとブレイクダウンの圧力の弱さ(昨年と比べてですが)は相変わらず気になりますが、ここから大学選手権決勝に向けて調子を上げてくれることを期待。


一方の慶應。もっとバックスの華麗な攻撃が出ると思ってたのにガッカリです。スタープレーヤーの抜けた年は意外?と期待できるはずなのですが、思ったよりも伸びてないなあ。タックルも“魂のタックル”というほどでもないし、怪我人続出なのも気がかり。帝京戦、明治戦といい、どうも相手に合わせ過ぎる気がする。


最後に。今年から試験的に始まった試験的実施ルール(ELV)。ゲームが切りにくくなったんでしょうが、お互いに蹴り合いになってどうにもツマらんです。




早稲田34-17慶應


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