「師弟対決」というのか、はたまた「内ゲバ」というのか、サントリー対ワセダのカードが日本選手権でついに実現。丼さんと観戦してきました。
開始早々のノーホイッスルトライで、この試合の行方が見えてしまいました。内容は完敗。ブレイクダウン、セットプレー、ボールを動かすスピード、パスのスキル・・・すべての要素でサントリーが圧倒。
サントリーのパスミスで、想像していたよりも点差はつきませんでしたが、2つのインターセプトトライを返すのがやっと。前半、あと一歩のところでトライできずじまいだったのがもったいなかった。あそこでトライを取ってたらなあ。
チームとしては意図していたことが出来なかったように見えましたが、個人で見ると、有田の脅威のタックル&豊富な運動量、豊田のパススキルと非凡なランニングセンス。田邊の巧みなキックとエリアマネジメント。今年のチームは、2・8・15がキーマンだったかな。豊田君にはジャパンの8番か12、13番あたりでの活躍を期待したいです。
気がつけばあっという間に終わってしまった08年シーズン。大学選手権に入ってからは楽しませてもらいました。やはり、豊田組はこれまでのワセダラグビーのコンテクストというか、枠に収まらない、最後まで不思議なチーム。
来期の課題は、第1列と10番ですね。最後の最後まで不安定だった10番。素材には恵まれているはずなんだから、一掃の奮起を期待したいところです。
豊田組、おつかれさまでした。