こんな状況ではありますが、「平常心」であることを自ら実践すべく、食べ歩きの話をします。
先日訪れた横浜中華街の杜記(トキ)。最近中華街で増殖中の四川料理系、しかも手加減しない本場の味のお店。
裏通りにポツリとありました。中に入るとスパイシーな匂いが充満。店員さんの愛想のなさも含めてここは日本じゃない、という気分を味わえますな。
名物の牛肉麺を注文。ランチタイムは100円引きになるようです。
ここの麺は、刀削麺。カウンターごしに刀削麺を削って茹でるところを観察できます。冬瓜のような小麦粉の塊を片手に包丁で削って鍋に落とす。おーっ、職人芸だね。
スープはそれほど辛くないけど、酸味と辛味が複雑に交じり合って実にスパイシー。パクチーが入っていてエスニック。これは好みが分かれるな。個人的には好きだなあ、この味。
刀削麺はモチモチ。スープとよく絡むね。牛肉は結構大きな塊がごろっと入ってます。食べ進めると、身体がポカポカ。額から汗がツツーっと(笑)。
系統としては伊勢佐木長者町の華隆餐館(かりゅうさんかん)と同じカテゴリーだね。麺以外のメニューもかなり興味深いです。華隆餐館の方がさらにディープな雰囲気を楽しめそうだけど。
中華第一家 杜記 (トキ)
横浜市中区山下町138-14
TEL:045-226-1090