今シーズン最初のワセダラグビー観戦。
秩父宮で帝京戦を観るのは久々です。
慶明戦との2試合だったので、観客数はまずまず。
前半の20分はワセダが果敢に攻め、11-0とリード!
ただし、SOのノータッチキックが相手にチャンスボールになっているような気が…
案の定ノータッチキックから帝京が怒涛の攻撃でトライ。前半のラスト20分は完全に帝京ペースで3トライ献上。
ノータッチからのカウンターで、ガツガツ当たられると、体格で劣るワセダは劣勢に。
去年の大学選手権と同じ展開。デジャブのようです。
後半もノータッチキックでみすみすチャンスボールを与える点は修正されず、それが帝京に付け込まれる要因に。
一時は同点に追いつくも、帝京に簡単に2トライを許し、40-26。
ロスタイムに1トライを返すもノーサイド。まあ、失点がこれだけ多いと勝てませんな。9点差でしたが、点差以上の実力差を感じました。
勝負勘というんでしょうかね、勝負所で点を取り切る力、守りきる力というのか、チャンピオンならではのメンタル面の強さも備わっているんだよな、帝京は。
帝京が学生で明らかに頭一つ抜けていることは変わらず。トライを取りたい時に簡単に取れる決定力は脅威だな。
今年のチームは、スクラム、ラインアウトとフォワードが安定しているので、後はキックでちゃんと切るべきところは切る、キックで相手にみすみすボールを渡さないゲームメイキングと、バックスに個人技で掻き回せるアクセント(藤田君の合流はいつから?)がほしいところです。
それと、コンバージョンキックやPGの精度も。帝京の中村君はそのあたりも完璧だしね。
選手権までに、帝京との差を縮めることができるのか?期待したいと思います。
早稲田31-40帝京