仕事で新潟の村上に行った帰り、割烹の新多久(しんたく)に連れて行っていただきました。
慶応三年創業!という老舗。
黒塗りの建物、周囲の黒塀を眺めているだけで、江戸時代にタイムスリップしたような気分。
手入れの行き届いた庭といい、この一角が完全に観光名所。左手に緩やかな坂道、実に絵になります。
2階の座敷席の個室に案内されました。畳部屋ですが、テーブル席でいただくスタイル。
いただいたのは、村上牛のコース。
前菜から、きれいな料理が続きます。
ビールの後の日本酒は、村上のお酒 大洋盛と〆張鶴。
大洋盛の「紫雲(しうん)」は、地元限定のお酒とのこと。スッキリと淡麗な味。
料理はどれも盛り付けが凝ってます。
驚いたのは、巨大な蓮の葉の中央に盛り付けられたお造り!
こういう盛り付けもあるんだなあ。初めてお目にかかりました。インパクトありますね〜。
メインの村上牛はローストビーフのような調理で。想像以上のボリューム。
赤身肉が柔らかくて絶品です。ニンニクの効いたタレがこれまた美味しい。
これまでの人生でこんなにいっぱい村上牛を食べたのは人生初だな。至福、至福。
コシヒカリのご飯もふっくらとした炊き加減で美味しい〜。
欲を言えば、ご飯に乗せて村上牛のローストを食べたかったかも。
村上の食材を使った贅沢な料理と、レトロな雰囲気。非日常なひと時を堪能させていただきました。
絶対再訪するぞ〜。
割烹 新多久(しんたく)
村上市小町3-38
TEL:0254-53-2107