赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

片岡意地の一振り


先発がピリッとしない乱打戦。6回に岩村のタイムリーで逆転された時はさすがに今日はヤクルトが勝つだろうと思ったが、7回すぐに逆転、強いタイガースは今週も続いている。


今日は片岡。前の代打桧山が三球三振で2アウト満塁の場面で登場。2球目のホームラン性の大飛球は惜しくもファール。交流戦の時の松坂から打ったライトへの大ファールのデジャブのようだった。こりゃ三振かな、と思ったら2-2からの7球目を値千金の走者一掃2ベースで大逆転。Good job!!


なかなか出場の機会に恵まれない片岡だが、ベテランの意地を見せてくれた。照れながらのヒーローインタビューも片岡らしかった。



今日も「リリーフ3本の矢」が乱打戦をしめた。防御率0点台の藤川が久しぶりの失点。しかしバトンを受けたウィリアムスと久保田が万全。今のウィリアムスは絶好調。1人の調子が悪くても、残りの2人がカバーできる今のタイガースはイイ流れである。


打線も同じように、鳥谷が悪くても赤星が猛打賞だったり、今岡が打てなくてもスペンサー、矢野がつないだり、と、リカバーが見事。往年のタイガースらしくない?「チームワーク」の勝利。

 
「代打三本の矢」(濱中・片岡・町田《町田は現在二軍で調整中だが》) と、「リリーフ三本の矢」(藤川・ウィリアムス・久保田)が優勝への鍵を握りそうな気がする。


しかし、いつの間にタイガースは「選手層の厚いチーム」に変貌したんだろう。選手層が薄かった90年代の低迷がウソのよう(笑)。


最後に桧山、満塁の初球ストレートは見逃すのでなく、あれは絶対フルスイングでしょう。いまだに桧山は代打としての意識変革が出来ていないなあ。4打席立たないと結果を残せない選手っていうのだと困るんだけど。