帰国翌日から日本シリーズで幕張へ。時差ボケがツライ(笑)。なんとか雨はやんだが、鉛色の空、肌寒い天気だがボルテージはだんだん上がってきたぞ。トラキチ師匠のMさんと待ち合わせていざスタジアムへ。不思議なことに千葉マリン名物の強風がなく凪いだ状態のスタジアム。
さて、頑固者岡田監督の方針通り(笑)先発は井川。相手の先発はこれまた今期は今一歩だった清水。二人の共通点はこれまたメジャー志向が強いことである。
という“微妙なエース”対決だったが、日本シリーズになっても背番号29の背信投球は止まらない。三振は取るものの、勝負どころで痛打を浴び、6回5失点で降板。今期はいったい何度井川の背信投球を目の当たりにしたのだろう・・・
試合の方は、7回に2番手橋本がサンドバッグ状態で1-10。あろうことか、球場を覆うドライアイスのような霧。結局、濃霧で中断したまま、日本シリーズ初の濃霧によるコールド負け。まあ、投手陣を温存したのと、「井川での負け」は予想していただけにショックはないものの、なんだか釈然としない第一戦であった。(ホリエモン的に言うと「想定の範囲内」、広岡さん的に言うと「捨てゲーム」っていうのか?そんな余裕はないと思うけどね)。中断中のウェーブは面白かったけど。
写真はなんとも幻想的な千葉マリン。なんだか「いとをかし」というのか、はたまた「あはれ」というのか、侘び寂びな気分になる光景です。
2年前と照らし合わせると、井川の伊良部化現象、橋本の金沢化現象を連想する打たれようであった。心配なのは、初回のチャンスでゲッツーになってノーヒットだったアニキ。金本の松中化現象だけは困るよ。ロッテの4番サブローは、復調気味だけに痛い。
明日の先発はサブマリン渡辺俊介。なんとか安藤に頑張ってもらいたいです。2連敗で甲子園ってのはツライなあ。それにしても今江はいい選手だ。ミスターロッテの背番号8がだんだん似合うようになってきたかも。