赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

さあ、準決勝へ。


大学選手権2回戦、今日は指定席を取れなかったので少し早めに秩父宮へ向かう。第一試合開始1時間前に到着したが、バックスタンドA席はかなり余裕の状況。第一試合の関東学院対大東文化は、関東がソツなく得点を重ね順当勝ち。大東は毎年のことだが、トンガパワーが組織プレーとしてフィットしきれていない気がしました。トンガ人留学生の単独突破の末のノックオンの連続でチャンスをことごとく潰していたし。それにしてもディフェンスもザルのようでひどかったなあ。関東は有賀選手がさすがの動き。とはいえ、チームとしては少々雑なプレーも目につきましたが。


さて、第二試合の早慶戦アゲイン。慶應のディフェンスがすばらしかった。ワセダが終始攻め込むも、ノックオンの連続でストレスのたまる展開。前後半合わせて少なくともトライを4本は損したなあ。前半の曽我部選手、後半の菅野選手のあわやトライをギリギリのところで阻止した山縣選手のタックルは鬼気迫るものがありました。


慶應の最後まで切れなかったディフェンスの圧力のせいなのか、要所要所でのハンドリングエラーが目立ち、全体的に“雑”な試合運びでしたが、まったくといっていいほど負ける感じはありませんでした。慶應はカウンター以外に点を取る術がないし。とはいえ、ワセダファンからすると、もちろん満足できる試合ではありませんでしたが、ね(笑)。帝京戦の時のようなイメージでしょうか。「油断」だとは思いたくないけれど。


とはいえ、良くも悪くもハーフ団ですね。曽我部選手の動きは毎度のことながらクリエイティブでした。特に今日は自分でタテに抜くプレーを意図的にやっていたのでしょうか。ディフェンスを引きつけてからの柔らかいパスはお見事でした。それと、矢富選手のトリッキーな動きは相手には脅威ですね。周りに座っていた“往年の”ワセダファンからは厳しい声も上がってましたが・・・今日はやや球を持ちすぎな印象がありましたが、あのスピードは再三敵の第3列を混乱させていたし、味方のフォローがもう少ししっかりすれば、もっとトライに結びついたのでは、と思いました。


結果は26-8と、後半はワセダらしいリズムがあまり見られずなんともストレスフルでしたが、大学日本一に向け良い教訓になったのではないでしょうか。ただし、再三のノット・リリース・ザ・ボールの解釈は非常に微妙な印象を受けました(下井さんと最近相性が悪いのかな)。まだビデオを観てませんが、花園では同志社が帝京に圧勝したようで。接戦を予想していただけにちょっと意外。


さて、次の準決勝は法政戦。精度の高い“アルティメット・クラッシュ復活”を望みます。がんばれ、早稲田!!


早稲田26-8慶應


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