赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

権丈組シーズン終了


雨の大学選手権決勝以来のラグビー観戦。丼さん眼鏡堂さん、TMさんといつもの観戦面子で。試合前はすっかり春かという陽気かと思ったら、急に冷たい風が強く吹き付けるグラウンド。


さて、開始早々、前半4分のラインアウト→モールから一発で仕留めた先制トライは、今シーズンの権丈組を象徴する見事なプレーでした。あの東芝からモールでトライですから、すばらしい!



しかし、東芝は強かった。その後はワセダはスクラムではなんとか互角、ラインアウトでは時々優位に立つものの、接点での強さに苦しめられ、ボールキャリアが孤立するとすぐに強烈なターンオーバーを喰らう展開。学生相手では鉄壁だった前へ出るディフェンスも、速い出足で突っ込みすぎるところを逆にSO広瀬のところで簡単にゲインされ、決壊したのが痛かった。


バックス陣は若いせいもあるのか、東芝ディフェンスの餌食になることが多かったのと、CTB長尾のケガでタテに強いセンターがいなかったのも厳しかった。代役の宮澤君はセンス溢れるプレーをしてましたが、トイメンがマクラウド&冨岡だとキツイわな。モール以外でトライを取る術がなかったのが残念でした。今年のフォワード陣+去年のバックス陣の編成だったらどうだったんだろう、なんて想像してしまったり。


後半最初の10分で、モールで2発トライを取られて勝負アリでしたね。ラスト10分で2トライ返して24点まで取ったところは大いに沸きました。敵陣ゴール前で惜しいプレーも多かった。あと、2〜3本はトライを取れた気がします。


しかし、権丈の低いタックル、五郎丸の野獣のごとき突進、畠山の強いスクラム。彼らのトップリーグと互角に渡るプレーぶりには、さらなる活躍に向けて期待感十分。有田幸の「狂気」がトップリーグでは見られないのが非常に残念。


権丈組、おつかれさまでした。4年生と若い才能がうまくかみ合い、ディフェンスの強さが印象的な熱いチームでした。また来シーズン、ワセダの勇姿を楽しみに待ちたいと思います。ってかれこれ20年近くこうやって過ごしてるなあ(笑)。


話は変わりますが、来週の準決勝、サントリー東芝はかなりの激戦になるのでは。去年のトップリーグ開幕戦以来の対決。楽しみです。


あ、監督に期待するな 早稲田ラグビー「フォロワーシップ」の勝利も読了。シーズン終了後に読むと感慨深いです。








早稲田24−47東芝


監督に期待するな 早稲田ラグビー「フォロワーシップ」の勝利


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