赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

神降臨


祝WBC連覇。


スゴイものを観てしまった(TVだけど)。こんなにシビれる試合はこれまでの野球観戦人生の中でもあまり記憶にない。強いて言うと、ある意味同じ気分になったのは、05年9月7日のナゴヤドーム、中日対阪神戦以来か(全然、プレッシャーが違うとは思いますが・・・)。


恐るべし韓国の粘りと気迫。本当に精神的に強いチーム。敬意を表したい。9回の粘りは驚異的。一瞬サヨナラ負けの悪夢が頭をよぎってしまいました。


しかし、しかし、今日は久々イチローの“神降臨”を目の当たりにしました。イムチャンヨンに対して、驚異的なファールでの粘り。ゴルフのスイングか、というぐらい低めのボールをカット。来るボールをことごとくファールで粘り、最後は投げるボールがなくなったんでしょうね。何かが起こる予感が的中。実に芸術的なセンター前ヒットでした。今年一番、いや、球史に残るタイムリーでしょう。


侍ジャパンのメンバー全員に敬意を表したい。あえて言うと、もう1人の“神”岩隈にMVPを取ってほしかったかな。日本野球の強さと精密さを充分世界に見せつけたと思います。


さて、気が早すぎますが、次回WBCまでの課題。ディフェンシブな野球は大前提として、左の本格派エースと、長打を打てる右の長距離砲の育成ですね。ここがハマれば、さらに磐石なチームになると思います。特にクリーンナップ。体幹とパワーで明らかに韓国には劣っていました。右の4番を育てられていないのが日本野球のウィークポイントかと。サッカーで言うと、MF的人材は豊富だが、決定力あるFWがいない点と共通する気がします。


中田翔、読売の太田が有力候補か。ライオンズ時代の清原のような、一振りで流れを変えられる右バッターよ、出てきてくれい!



日本5-3韓国


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