早稲田一文・二文消滅問題に並び、先週報道されたショッキングなニュースその２。
京セラ、デジカメ事業から撤退。
京セラは、不調のデジタルカメラ事業から完全に撤退することを明らかにした。すでに「Finecam」ブランドのデジタルカメラからは撤退していたが、高級機の「CONTAX」ブランドの製造・販売についても終了させる方針だ。特に国内で飽和が伝えられるデジタルカメラ市場だが、国内主要メーカーでは初めての市場撤退となる。
経営を考えれば、撤退は正しい決断だとは思う。コンパクトデジカメは市場も飽和気味で、激しいサバイバルレースだし。
だけど、CONTAX（コンタックス）も撤退ってどういうこと？そもそも一眼デジカメで一般人に手の届く価格帯の商品を出してないじゃん。CONTAX N DIGITALは高すぎて買えません…しかも、従来の銀塩CONTAXとレンズのマウントが違うし。そもそも既存のアクセサリーと互換性がない、というのがものすごい疑問。マーケティング間違えてないか？RTSⅡとG1ユーザーでCONTAXファンの私としては、普及版のCONTAX一眼デジカメの登場を心待ちにしてたのに…
その上さらにショッキングなのは、
銀塩カメラも、CONTAXブランドの高級モデルは「終息させる方針」（同）。年内をめどに、生産・販売を終了する方向で検討中とした。
ウソだろ〜。銀塩CONTAXまでなくなるのか〜（泣）。ヒドイよ京セラ。こちらは断固反対だ！最近、ヨドバシやビックカメラの銀塩売り場からもCONTAXコーナーが縮小傾向なのは気になってたけど、その予兆だったんだな。
ニコンかキヤノン、いやライカでもいい、CONTAXブランドを買い取ってくれないかな。是非とも由緒正しきCONTAXブランドを存続してほしいです。切に願います。
ハッキリ言わせてもらいます。CONTAXを消してしまうのは、取り返しのつかない損失だ！お願いだからCONTAXの一眼デジカメにカール・ツァイス・プラナーT＊85mmF1.4を装着するという俺のささやかな夢を消さないで。
