今回、萩を訪れてどうしても行きたかったお店のひとつが、見蘭 (けんらん)という焼肉屋さん。
希少な「見島牛(みしまうし)」を扱っているお店とのこと。
少し耳学問的にウンチクを語ると、「見島牛」は西洋牛の影響を受けていない、日本の純血な牛だそうで。
生産量が少なく、年間4~5頭!!!
運が良くない限り、お目にかかることはない希少な存在。
「ミドリヤファーム」が運営している焼肉レストランが、見蘭(けんらん)。
萩の中心部からは遠いのですが、市内を回遊するバスに運良く乗ってお店へ。
さすがに、希少な「見島牛」はありませんが、見島牛とホルスタインをかけ合わせた「見蘭牛」が食べられるようで、期待大。
眺めの良い席に案内されました。
にしても、DX化が進んでいて、タッチパネルで注文する方式とは意外。
ビールを飲みながら、何を食べるかを検討。
あ、その前にキュウリのキムチね。
結局、オーソドックスにタン塩から。
これは見蘭牛ではないみたい。
一気に運ばれてきた。人生初の見蘭牛いきましょう。
ハラミ塩。
サシがきれいに入ったハラミ。
ロースターでじっくり焼いていざ。
違いがわかるほど舌が超えているわけではないが、わりとさっぱりとした味わい。
これが見蘭牛か!
続いて、人気という10秒ロース。
こちらはさっと炙って。
確かに、サシたっぷりのロースと違って、さっぱりした味わい。でも、牛肉ならではのコクがあるというか。
中落ちカルビ。
こちらはカルビらしい脂感あり。
でも、胃にもたれない感じが見蘭牛っていうことなのかな。
こうなったら、ヒレもいきましょう!
こちらは、赤身が見事。
塩コショウのみのシンプルな味付けで、口の中でとろけるヒレ。
最近、赤身系の美味さのほうが好きになっているかも。
タン塩以外は見蘭牛を食べる貴重な経験。
店員さんに聞いたところ、「見島牛」はなかなかお店で出す機会がないとのこと。
いつ入ってくるのかも不明だそうです。うーむ、残念。
にしても、いやー、はるばる萩まで行って良かった。
割とストイックに肉と対峙していたので、この後は萩の日本酒でも飲みに行くとしよう。
TEL: 0838-26-0141
網焼レストラン 見蘭 (焼肉 / 玉江駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0