赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

タテジマ対決第1ラウンドは完封負け


今日から千葉ロッテとの交流戦。仕事を切り上げ海浜幕張へ。以前仕事でよく幕張通いをしていたが、久しぶりだなあ。球場までのメインストリートを歩くと、だだっ広くて人がいない、遠くに高層ビルの大群、まるで手塚治虫のマンガに出てくる未来都市のようだ。


千葉ロッテファン、噂どおり熱い。Jリーグっぽいタテノリの応援のオンパレードである。アウェーでアウェー感を味わうのは日本シリーズダイエー戦以来かも。


試合の方は、今日も福原が援護に恵まれず、完投はしたものの完敗。千葉ロッテ、きっちりした守りと少ないチャンスを確実に得点に結びつけるソツのなさは、今年の快進撃がよくわかる。03年優勝した時のタイガースのような勢いを感じた。


初回いきなりサードゴロを今岡がエラー。守りのミスが痛かった。しかし、問題は毎度思うことだが、無策で淡白な攻撃を繰り返す打線。「打線」じゃなくて「打点」だな。ヒット数がロッテと一緒でも、点が取れる気がしない。攻撃のエンジンのかかりが遅いため、相手の先発を打ち崩せないまま終盤まで行ってしまう展開が、日ハム戦から目立つ。


バントするとか、ヒットエンドランをかけるとか、早いカウントから積極的に打ちに行くとか、いい加減、チームとして戦略的に点を取りに行かないと、淡白な攻撃から脱却できない気がする。和田コーチの仕事か?
それにしても淡白なバッター代表シーツの打線分断ぶりは重症。今の状態だと3番は荷が重い。



少ないながら本日の収穫は、アニキ金本の当たりが戻ってきたことと、最後にクローザーの小林雅からヒット2本と攻めかけたこと、かな。中日に比べるとセットアッパーとクローザーはやや弱い印象。とはいえ、明日は先発投手を早い回から打ち崩すべきだが。


最後に、センターの守備固めで入ったロッテの大塚選手。あっぱれ、超ファインプレーだった。これこそ攻撃的ディフェンス。ボビーの打つ手がことごとく当たるゲームだった。観戦成績は3勝3敗でついに貯金ゼロ。


千葉ロッテ3−0阪神