赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

全員野球での勝利、でもやはり鳥谷様!!


しんどい、いやすんごい試合だった。延長12回、鳥谷の劇的なサヨナラホームランでの逆転勝利。残業中の会社で雄叫び&ガッツポーズ。


今日のヒーローはもちろん鳥谷。ちょうどmorumoruさんと鳥谷について語っていた直後、あまりにタイムリーな大活躍。送りバントも赤星の盗塁アシストもイマイチ(笑)だが、繋ぎも自分の一振りで決めることもできる「2番・鳥谷」が、確実に定着しつつある。


4回裏の追撃のホームランは、エース川上からライトへ目の覚めるようなジャストミート、そしてサヨナラホームランはレフトへの「鳥谷らしい」一打、待望の長打がなんと2本も出るとは。「地味な活躍」から「派手な活躍」への進化。鳥谷様様です。



もちろん、無失点リレーでサヨナラを呼んだ橋本→ウイリアムス→藤川→久保田→江草の「鉄壁のリリーフ五人衆」(特に江草の強気でテンポの良い投球は小気味良かった!)、9回バックホーム好返球で刺したアニキ、そしてその返球を絶妙のタッチプレー&盗塁を2度刺した矢野、さらにはケガにもかかわらず累上でプレッシャーをかけ続け、鳥谷のホームランのお膳立てをした赤星。平井の執拗な牽制球に帰塁した際、脇腹の痛みがひどいのかすぐに立ち上がれない赤星の姿には目頭が熱くなった。


去年と違って守り負けしないタイガース、一人一人の「フォア・ザ・チーム」の精神が鳥谷のホームランに結実したといっても過言ではないだろう。


未来のタイガースを背負って立つスターへの道を着実に歩む鳥谷。今日はスターへの階段3段アップだろう、いや座布団3枚か(笑)。彼の野球人生の中でターニング・ポイントになる試合に違いない。それにしても9回表裏の攻防には鳥肌が立った。3アウト目が共にレフト前ヒットをバックホーム捕殺という試合なんて、なかなかお目にかかれないかも。


もし、明日山本昌を打ち崩して勝っちゃったら・・・なんて想像するに平常心ではいられなくなりそうです(笑)。


阪神4−2中日(延長12回)