赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

連覇。


今シーズンの国立はようやくの快晴で絶好のラグビー日和でしたが、「完勝」のひとことに尽きる試合でした。ミスで1トライを許したものの、関東学院を完璧に抑えこみ、41-5でノーサイド。大学選手権史上最高得失点差だとか。強すぎるよ、ワセダ。


前半は競るだろうという予想が見事に外れました。「接点」での圧倒的な強さ。奪ったターンオーバーが10。とにかく2人目のサポートが速くて強いのなんの。接点でしつこい関東学院がここまで何もできないとは予想してませんでした。後半20分過ぎの執拗なスクラム攻撃は圧巻でした。必死にディフェンスする関東が、一瞬かつてのワセダのように見えたなあ(笑)。


まさに集大成の試合。今年のチームはとにかく大人げないほど強すぎて、観戦していてもイマイチ感動するような試合が少なかったような気がしてました(なんて贅沢になったんだろう・・・笑)が、今日は観ていて本当にワクワクしました。躍動感があって美しく力強いラグビーとはこのことなのかな、と。まだシーズンは終わってませんが、今シーズンのベストゲームだと思います。


今日はメンバー全員が最高のパフォーマンスを発揮していたのがすばらしかった。首藤選手の激走&独走2トライ、曽我部選手の八艘跳び&ディフェンスを4人引きつけてのダンクシュートのようなトライ(ものすごい身体能力!)、フォワード陣のこれでもかのターンオーバー(畠山選手が相手からボールをもぎ取る瞬間はスタンドからもバッチリ見えました)、そして有賀選手をゲインさせない激しいタックル(有賀が突っ込んだ後、2回はターンオーバーしていたような)などなど・・・。枚挙にいとまのないくらい見事なプレーのオンパレードでした。最後の銀太郎選手のPG失敗は、ねえ(笑)。


そして、優勝インタビュー時の清宮監督の涙、ぐっと来ました。やっぱりカリスマですね。感動しました。佐々木主将のインタビューも良かった(「荒ぶる」のキャプテン・ソロは上手かったですね。)。そして、有賀選手の号泣には胸が熱くなったなあ。敵ながらあっぱれ。



対関東戦は、これまで息詰まる試合か、大差で負ける試合かでしたが、ここまでの圧勝は初ではないでしょうか。96年シーズンの中竹組、準決勝で18点差をひっくり返しての逆転勝ちとか、ミラクルでしたねえ。


その後は、05年度版の「荒ぶる」Tシャツを忘れずに購入し、観戦仲間と祝杯を上げに。本当に幸せな一日でした。


早稲田41-5関東学院


→人気blogランキングへ