赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

東池袋 さよなら大勝軒


3月20日で閉店してしまう東池袋の大勝軒に行ってきました。訪れるのは本当に久方ぶり、実に4〜5年ぶりぐらいではないかと。


店の前はお馴染みの行列でしたが、お店の斜め向かいにあったパン屋さんはなく、目の前に高層ビルが建っておりました。再開発が着実に進んでいるようです。


待つこと1時間半、おそらく東池袋のこのお店では最後になるであろう“あつもり・チャーシュー”をいただきました。店内は全然変わっていないなあ。紙に縦書きされたメニューが懐かしいです。思い起こせば、初めて訪れたのは高校1年生の夏の部活帰り。以来ここのもりそばとあつもりの虜になってはや20年。自分がラーメン好きになるきっかけとなったお店です。初めて大盛を食べた時の衝撃が忘れられません(笑)。洗面器のようなサイズのラーメンだったなあ。当時は確かラーメンが380円、もりそばが400円ぐらいだったように記憶しております。


大勝軒といえば、おなじみの光景ですね


最近は足を悪くされて調理場の方には出なくなったとのことですが、名物店主・山岸さんの作るもりそば/あつもりはホント自分にとって心のナンバーワンでした。そういえば、就職面接の時に大勝軒の話をして面接官に呆れられたなあ。狭い店内のカウンターの一番端っこで、テレビに頭をぶつけないように麺をすすりながら、今頃になってそんなことを思い出しました。


再開発の波に飲み込まれて、ラーメンの偉大なる歴史のひとつが幕を降ろすわけで、長〜い行列を含めて昭和の雰囲気満点の味わい深い光景が見れなくなるのは非常に残念であります。当面は南池袋店が直系のお店として営業しているようです。再開発後に本家が復活しないかなあ。ちなみに、並んでいる時にラッキーにも山岸さんをお見かけしました。お元気そうでした。


◇真ん中奥が山岸さん


◇思い出ノート


◇もはや重要文化財ですね


◇待つこと1時間半、ようやく店内へ


◇お店の中、変わってないなあ


◇おそらく“最後の晩餐”あつもり・チャーシュー


◇どこまでも続く行列…行列…


東池袋 大勝軒
豊島区東池袋4-28-3
Tel.03-3981-9360


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