赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

やはり早明戦

2年連続で番狂わせはない、と思いながらも、すんなり行かない。やはり早明戦



早慶戦からバックスメンバーが3名変更。一抹の不安を感じていたのだが、まさか前半早々に攻守の要、有田が負傷退場。さらにはロックの中田も負傷、と、いきなりセットプレーの中核が崩壊。急遽スローワーになったフランカー山下のラインアウトは安定せず、まったく攻撃の糸口がつかめないまま、完全にメイジペースの前半。



しかし、前半のメイジは今シーズン一番の出来でしょう。久々メイジフォワードらしいモールトライに、一気のバックス展開でのトライ。これが80分続けば、強いメイジ復活なんだが、そうは行かないのが今のメイジ。それにしても、大外に振られての失トライが多いのが気になりますねえ。



一方のワセダ。メイジのディフェンスがきっちりマークしていたのか、いつものメンバーじゃないからなのか、ラインは浅すぎてバックスラインがうまく機能せず。ゲインしそうな雰囲気はまったくなし。山中のバックスコントロールがいつも以上に単調に感じられました。


しかし、キックでのエリアマネジメントと、ペナルティゴールの判断がちゃんとしてたのが勝因でしょうかね。そういう時に限って、肝心のキッカー不在(田邊、坂井)というのがツライ・・・。前半最後の比較的イージーなPGを山中が外し、かな〜り嫌な気分のハーフタイム。


後半に入ってメイジの足が止まってきてから、ようやくワセダのペース。バックスで理詰めのトライを取れる感じは相変わらずビミョーでしたが、ディフェンスが甘くなってきたところをなんとか2トライして逆転。ロスタイム4分も守りきりノーサイド。去年の悪夢アゲインとはならずひと安心です。


後半の残り20分は、半分近くがジュニアチームメンバー。山中を下げて1年生吉井を投入したのには驚きましたが、この大舞台でも冷静なゲームメイキング。将来性豊かな1年生です。途中出場の星野の突進は流れを変える大きなプレーでした。ジュニア組の活躍が光った試合でした。


やはり、早明戦は面白い。下馬評通りに行かないし、手に汗握る展開になるし、ワンサイドゲームというのがあまり観られないのが、伝統の一戦ならではのマジックなんだろうか。





さて、2年ぶりの対抗戦優勝。次は大学選手権ですが、今年は去年以上に厳しい戦いでしょうね。まずは、ケガ人が戻ってきてベストメンバーを組める状態になってほしいですね。今シーズンは、これだ!というチームの形が未だ見えないというか、決定力が例年以上に弱い気がするのが気がかり。残り1ヶ月での大爆発を期待したい。


と書いていたら、抽選での組み合せが決定。いきなり、2回戦の相手が帝京対関東学院の勝者・・・年末に大きなヤマ場が来ましたねえ・・・


早稲田16−14明治


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