12月最初の日曜日。晴れても雨でも雪でも目的地は22年間変わらず国立競技場。
今年で22年連続22回目の早明戦生観戦となりました。
雲ひとつない快晴。天気のようなスカッとした勝利を期待してましたが、やはり最後までもつれるのが早明戦なんでしょうか。
後半ロスタイム寸前での逆転PGが決まり、18-16で接戦を制し逆転勝ち。勝ったということが最大の収穫。
ブレイクダウンでの攻防は慶應の時のようにはいかないだろうな、と思ってましたが、やはりメイジフォワードの圧力に、ラックでの球出しがテンポよく行かず。
バックスの攻撃も、リズムが悪いからか単調な攻撃ばかりが目立ち、前半の最初以外はなかなかゲインできない展開。トライを取りきれずに反則から流れをメイジに持っていかれ、風下の前半はノートライで10点のビハインド。
後半は、速攻からの個人技でなんとか2トライしましたが、思ったように攻撃できず、ストレスフルでした。両ウイングのスピードとステップにはわくわくしましたが。
対抗戦中盤の筑波戦から気になるのが、エリアマネジメントとSHの球出しの遅れ。ラック、ブレイクダウンで相手に執拗な圧力を受けているんでしょうが、もっとリズムよく球をさばいてほしいですな。なんといってもワセダの生命線なんだから。
早明戦勝利で明治、筑波と並んで2位。トライ数、得失点差で大学選手権は組み合わせにも恵まれました。そういう意味でも大きな勝利かと。
ちなみにこれで観戦成績は12勝9敗1分。90年代の大幅負け越しを、00年に入ってから挽回したっていうことですね。
さて、大学選手権。順当に行けば2回戦は関東学院、2日は天理か流通経済。アタマひとつ抜けている帝京の背中はまだまだ遠いですが、上昇気流に乗ってほしいですね。どんなに厳しい展開でも最後に勝つのがワセダ。がんばれ、山下組。
早稲田18−16明治