赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

現・国立最後の早明戦


大学1年生から数えて24年連続の観戦となった早明戦


今年は現・国立競技場では最後の早明戦ということで、久々に満員の国立競技場。こんなにお客さんが入ったのは90年代後半以来じゃないでしょうか。チケット入手が大変だった学生時代を思い出します。


試合の方は、やはりというかこれぞというのか、早明戦らしさてんこ盛りの試合でした。



ワセダ自陣5メートルスクラムで押すメイジ、ゴールを背に耐えるワセダ。縦にこだわるメイジ、横に展開するワセダ。伝統の「果たし合い」、イデオロギーの戦いを楽しませてもらいました。








今年のメイジはディフェンスが非常に固いので、80分間ディフェンスが破綻することがなく、それがロースコアの接戦になる要因だったのではないか、と思います。


それだけに、後半開始早々空白の瞬間がもったいなかった。そこをすかさず連続攻撃から最後は飛ばしパスでノーホイッスルトライをとるワセダ。らしいトライの取り方でした。


一方のメイジは再三ゴール前まで攻め込んでも、PGを狙わずフォワードに拘るあたり、メイジの矜持か。本来は早明戦でどちらかの優勝が決まる大一番だったりすると楽しいんだけど。







そうそう、試合終了後のセレモニー。ユーミンが歌うNO SIDEは、想像していた以上に感動的でした。選手へのリスペクトが強く感じられて、思わず涙腺が緩みました。戦っている選手だったら号泣しちゃいますよね。やはり日本ラグビーには欠かせない名曲です。






さて、大学選手権に向けて、フォワードは好調を維持しているのが今年の強みでしょうか。課題は、自陣からなかなか脱出できないゲームメイキングとSOのキック力、オフェンスでセンターの突破力が若干弱いところかな。藤田君が自由に動き回れるためにも、バックスに、確実にゲインできるペネトレーターがもう1枚ほしいところ。


まずは国立行きに向けて、更なる進化を期待します!


早稲田15-3明治


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